1.民法が改正されました

令和2年4月1日に民法の大改正があり、売主責任が「瑕疵担保責任」から「契約不適合責任」へと大きくなりました。

​

2.売却後、物件に欠陥が見つかった場合

売却後に買主から欠陥が見つかったと報告が合った場合、売主は買主から「契約不適合責任（債務不履行責任）」を追及されます。契約不適合責任とは、簡単に言うと契約内容と異なるものを売却したときは、売主が債務不履行の責任を負うというものです。
例えば・・・買主へ引き渡し後に雨漏りがあった場合
契約書に「この建物は雨漏りしています」という内容を記載していれば、買主は「雨漏りがあることを了承」して購入している訳ですから、この場合、売主は契約不適合責任を負いません。
しかし、売主が雨漏りのことを事前に知っていても知らなくても、契約内容が「雨漏りがないことが前提」つまり契約書に雨漏りの記載が無い場合、契約内容とは異なるものを売ったことになり、売主は契約不適合責任を負うことになります。

​

3.安心の検査済み物件として買主にアピールできます

プロの検査員による公正な第三者機関が検査を行うので、売物件の信頼性を高めることができ、結果、早期売却が可能になるケースが見込まれます。主な検査項目は構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分、及び給排水管路です。

 

4.事前に補修してスムーズな売却につなげます

検査で不具合個所が分かり、事前に補修することにより早期売却につながります。また、不具合の箇所を明記することで、売却後のトラブルを未然に防ぐことができます。

​

5.当社が売主様に代行して手続きを行います

当社に住宅診断希望とお伝えいただければ、お客様に代わってホームインスペクションの手配をいたします。